JDAT(日本災害歯科支援チーム)
埼玉県歯科医師会の会員は、JDAT(Japan Dental Association Team:日本歯科医師会災害対策チーム)の一員として、災害発生時に被災地での歯科医療支援を行っています。大規模災害時には、避難所での口腔衛生管理が不十分になり、誤嚥性肺炎などの健康被害が懸念されます。
JDATは、避難者の口腔ケア指導や歯科治療を行い、感染症予防や健康維持に貢献しています。2024年に発生した能登半島地震でもJDATの一員として埼玉県歯科医師会の会員が被災地に出動し歯科医療の支援を行っています。被災地では身元不明者の歯科所見による身元確認支援も実施します。
また平時には、災害時に備えた研修や訓練を行い、迅速な対応ができる体制を整備しています。埼玉県歯科医師会の会員は、地域の防災計画と連携しながら、歯科医療を通じた災害支援活動に取り組み、被災者の健康と安心を支えています。